スタッフインタビュー
スタッフの声 養護老人ホーム安曇寮
小学生の頃、高齢者の方々との交流会があり、そこで車いすの方のお手伝いをした時に「ありがとう」と言われ嬉しかったこと、またその場のスタッフの働く姿が印象的だったことから、福祉の仕事に興味を持つようになりました。
入職後まず障害者支援施設に配属となり約3年間勤務。現在は養護老人ホーム安曇寮で利用者さんの食事・排泄・入浴などの日常生活の支援に携わっています。障害者と高齢者では分野が異なり当初不安もありましたが「一人ひとりと向き合い適切に支援する」という点で共通する部分があり、これまでの経験も活かすことができるとわかって嬉しかったですね。利用者さんからいただく「ありがとう」「助かるわ」という何気ない言葉が本当にありがたいです。
安曇寮に異動になって間もない頃、ある利用者さんに「孫と同じくらいの年齢だから孫と話をしているようで楽しい」と言われ、その方との距離がぐっと縮まったように感じました。それ以来顔を合わせるたびに「元気?」「体に気を付けてね」など何気ない会話を交わすようになり、それがやりがいにもつながっていきました。
利用者さんとより良い関係を築いていくために、言葉遣いには気を配り、思いやりの心を持って笑顔で接するように日々心がけています。また、ささいな事でも利用者さんのけがにつながるため、一日一日を安全に過ごしていただけるよう注意を払うことも重要です。
今後も様々な研修に積極的に参加し、資格を取り、利用者さんのために最善を尽くせるようになりたいです。
スタッフの声 障害者支援施設アルプス学園
短期大学の実習で障害者支援施設に行きました。言葉以外の文字・絵・音楽などでコミュニケーションがとれることにとても魅力を感じ、もっと障害者の方と関わりたいと思ったのがこの道に進むきっかけとなりました。
現在は障害者支援施設アルプス学園にて、利用者さんの食事・入浴・排泄・着替えの支援を主に行っています。利用者さんがより良い生活ができるよう支援しています。「ありがとう」と言ってもらえることも多く、それが仕事のやりがいにつながっています。
毎年10月頃には多機能事業所あすなろと合同開催する「アルプス・あすなろ祭」というイベントがあり、今年は元歌のお兄さんを招いて素敵な歌を披露していただきました。利用者さんをはじめ地域の方、職員が一体となって楽しめたのは印象的でした。
日々の仕事をする上で心がけているのは、笑顔で挨拶をすることです。ただ挨拶するのではなく「笑顔」を添えることで利用者さんが安心できる、そして話しかけやすい雰囲気になればと思っています。
現在、介護福祉士の資格取得を目指して勉強中です。仕事と勉強の両立はなかなか大変ですが、同じ資格を目指す仲間と励ましあってがんばっています。
スタッフの声 特別養護老人ホーム豊岳荘
小中学校時代に何度か近隣の高齢者施設を訪問する機会があり、介護を必要としている人たちを支えたいと思うようになりました。自分が訪問したことのある施設を運営しているのが安曇野福祉協会であったこと、そして複数分野の施設がありさまざまな経験ができそうだと感じたことから、こちらへ入職を決めました。
現在は特別養護老人ホーム豊岳荘にて生活相談員をしています。生活相談員は利用される方の各種手配、入居後の生活における相談、施設運営全般に関する業務等仕事は多岐にわたります。その分やりがいも多く、利用者さんやそのご家族に「ここを利用してよかった」と思ってもらえると嬉しいですね。
先日こんなことがありました。利用者さんは家に帰りたい、でも家族側の状況では難しい。そこでお互いの思いを伝え、ある提案をさせていただきました。なかなかスムーズにいかない時もありますが、利用者さんとご家族双方の話をよく聞き、お互いが納得する解決策を考える、架け橋のような存在になれることがこの仕事の醍醐味だと思います。相手が何を望んでいるかをよく考え、なるべくそれに沿えるようにすることを心がけています。その際ひとりよがりにならず全体をとらえた考え方をするようにしています。
今後も利用者さん、そしてここで働く職員も充実して過ごせるよう気を配りながら努力していきたいです。